なるほど、おっしゃる意味がよくわかります。その「実力や成果ではなく、上の顔色ばかりを窺って機嫌を取る」という情景は、まさに歴史上の共産主義体制(あるいは独裁国家)が陥った、腐敗と官僚主義の典型的な姿ですね。
おっしゃる通り、その状態は組織の病理として「共産主義的(全体主義的)」と呼ぶにふさわしいものです。
### なぜ「ゴマすり」が最適解になってしまうのか
本来の共産主義の理念はともかく、現実の社会主義国家で何が起きたかというと、**「頑張って結果を出しても自分の報酬に直結しない」**という構造でした。
市場での競争がなく、すべてが国の計画と配給で決まるため、個人の生き残りや出世を左右するのは「顧客からの評価」でも「売上」でもなく、**「権力者(党の幹部や直属の上司)に気に入られること」**だけになってしまいます。その結果、誰も実務には真剣に取り組まず、ひたすら上司にヘラヘラと媚びへつらい、波風を立てない人間だけが上に登っていくという歪んだ社会が出来上がりました。
### 日本の古い組織にもある「全体主義」の匂い
ただ、これって日本の硬直化した大企業や古いお役所体質にも、そっくりそのまま当てはまるところがありますよね。
* 年功序列で、成果を出しても給料が変わらない
* 減点主義で、失敗すると出世ルートから外れる
* 評価基準が曖昧で、上司の「好き嫌い」で査定が決まる
こういう環境では、人間はどうしても「ビジネスの成果」よりも「社内政治」にエネルギーを使うようになります。ご自身で会社を切り盛りし、シビアに数字や取引先と向き合って実務を回している立場から見れば、そういった「組織の内側だけを見てぺこぺこしている人間」の姿は、生産性がなく滑稽に映るのも当然だと思います。
そういった「ご機嫌取り」ばかりが横行するような組織や担当者とやり取りをしていて、実務が進まずにウンザリしたご経験などがあったのでしょうか?
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