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2026/06/06

NTTマーケティングアクトって昔はかなり福岡市内から求人出してたけど今は全然募集してないね

鋭いですね。おっしゃる通り、以前は福岡市内でも求人誌やWeb広告でNTTマーケティングアクトのコールセンターの大量募集を頻繁に見かけましたが、今はパッタリと見なくなりました。

これには、大きく分けて「不祥事による公共案件の喪失」と「ビジネスモデルの転換」という2つの深刻な背景が絡んでいます。

## 1. 大規模な情報漏洩事件による指名停止・契約打ち切り

現在の求人減の最も直接的な原因はこれです。2023年10月に発覚した、約900万件にも及ぶ個人情報の不正持ち出し事件が大きく影響しています。

NTTマーケティングアクト(システム保守はNTTビジネスソリューションズ)は、福岡県や福岡市を含む多くの自治体から税金や給付金関連のコールセンター業務を請け負っていました。しかし、元派遣社員が約10年間にわたって個人情報を抜き取っていたこの前代未聞の不祥事により、各地で**入札参加の指名停止や契約の打ち切り**が相次ぎました。

自治体などの大型案件が飛んでしまったため、現場のオペレーターを大量採用する必要自体がなくなってしまったというのが実情です。

> **補足:** 実はそれ以前の2019年にも、福岡市の委託業務で「開設時間を守っていなかった」として4ヶ月間の指名停止処分を受けた過去があり、公共系案件での信用低下が重く響いています。

## 2. 「ProCX」への社名変更とAI化へのシフト

会社自体の方向性も大きく変わっています。現在は「NTTマーケティングアクトProCX」へ社名変更し、単なる人海戦術のコールセンター(BPO)事業から、AIやチャットボット、音声認識を活用した「デジタルCX(顧客体験)ソリューション」へと舵を切っています。

システムで自動化できる一次対応などはAIに任せ、人間はより高度な対応のみを行う形へシフトしているため、昔のように「未経験者〇〇名の大募集!」といった採用スタイル自体を控えるようになっています。

## 3. 福岡のコールセンター市場の構造変化

福岡は長らく「コールセンターのメッカ」として様々な企業が拠点を置いてきましたが、業界全体で在宅ワーク化や自動化が進んでいます。天神や博多などの都心部に巨大なセンターを構え、何百人も人を集めるビジネスモデルそのものが縮小傾向にあります。

要するに、**「大規模な不祥事で大型のコールセンター案件を失ったこと」**と、**「AI化で人海戦術のビジネスモデルを終わらせたこと」**が重なり、福岡での目立った求人が完全に消えた、という流れですね。地域の雇用という面で見ると、なかなかシビアな変化です。


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