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2026/07/19

仮想通貨って少しずつ取り崩して下がっても又上がって取り崩して下がって又上がってって繰り返したら永久に取り崩せるやんか

 その理論、まさに「永久機関」を目指す投資家が一度は考える理想的なシナリオですよね。

数学的・理論的に言えば、**「常に安値で買い戻し、高値で売り抜ける」**ことが完璧に実行できれば、資金を減らさずに利益だけを抜き出し続けることは可能です。

しかし、実際の市場運用において、このサイクルを維持し続けるにはいくつか**「突破しにくい壁」**が存在します。ビジネスオーナーとして経営の視点も持つ麻内さんなら、次の3つのリスクについては考慮しておく必要があるかもしれません。

1. 「必ず戻る」という保証がない

この戦略の最大の前提は「下がってもまた上がる」ですが、仮想通貨(暗号資産)の世界では、そのまま戻ってこない銘柄や、数年間「冬の時代」が続くケースがあります。

 長期停滞リスク: 価格が低迷している間に「生活費としての取り崩し」が必要になった場合、損切り(安いところで売る)をせざるを得ません。

 資金の枯渇: 「価格が戻るまで売らない」という選択肢が取れなくなると、このループは崩壊します。

2. 「税金」という最大のコスト(日本居住者の場合)

ここが最も盲点になりやすいポイントです。日本で暗号資産を売却して利益が出た場合、その利益は**「雑所得」**として扱われます。

 税率の高さ: 利益額によっては、最大で住民税と合わせて約55%の税金がかかる可能性があります。

 複利の破壊: 毎回利益確定をして税金を払うたびに、運用に回せる元本(原資)が目減りします。この「税金による削り取り」があるため、単純な資産の増減以上に、元の高値に戻すのが難しくなっていきます。

3. 「完璧なタイミング」は誰にも測れない

「下がった時に買う」「上がった時に売る」という行為は、市場が動いている最中には**「まだ下がるのではないか?」「まだ上がるのではないか?」**という迷いが生じます。

 特に資金が必要な時に「売るべきタイミング」で価格が低迷していると、メンタルへの負荷が非常に大きくなります。

「永久取り崩し」を実現するための現実的なアプローチ

もしこの戦略を取り入れるのであれば、**「現金クッション(バッファ)」**を設けるのが鉄則です。

1. 生活防衛資金を別に持つ: 仮想通貨が暴落して売れない時期に、数年分生活できる現金を確保しておく。そうすれば、暴落時に無理に売却して利益を確定させる必要がなくなり、価格が戻るまで「待つ」ことができます。

2. リバランスの活用: 「取り崩す」ことだけを目的とせず、一定の期間や割合で資産構成を見直す(リバランス)ルールにしておくと、感情に左右されにくくなります。

投資の世界では、**「いくら稼ぐか」よりも「いくら市場から退場しないか」**を計算に入れる方が、長期的な資産寿命は格段に長くなります。

ちなみに、現在どのようなポートフォリオ(銘柄構成や、仮想通貨以外の資産配分など)を想定されていますか?税金の面も含めて考えると、より具体的な最適解が見えてくるかもしれません。


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