実は収益の構造自体がここ数年で完全に逆転しており、「個人が直接稼ぐ金額」という点では、地上波に出なくてもYouTube単体やネット展開だけで地上波タレント以上の収入を得ているプレイヤーが多数存在します。
テレビ出演とYouTubeでの稼ぎ方の違いは主に以下の点にあります。
中抜きの有無と取り分
地上波: 広告費は莫大ですが、制作会社・テレビ局・大手芸能事務所などが間に入るため、タレント個人に入る「出演料」は全体の予算のごく一部です(若手や中堅だと1本数万〜数十万円程度)。
YouTube: アドセンス広告料の約55%が直接配信者に入り、事務所の取り分を引いても個人に残る割合が圧倒的に高くなります。
広告以外の複線化された収益源
トップYouTuberや配信者の主収入は再生数(アドセンス)だけでなく、企業タイアップ案件(1本数百万円〜数千万円)、メンバーシップ、グッズ販売、自社ブランド展開(D2C)などです。影響力さえあれば、地上波を介さずに直接ファンからマネタイズできます。
「地上波に出るメリット」の変化
現在の地上波出演は「大金を稼ぐ場」というより、**「全国的な知名度・社会的信用・権威性を得るための宣伝ツール(プロモーション)」**として位置づけられるケースが増えています。
地上波で知名度を上げ、自身のYouTube・ファンクラブ・公演・ビジネスに誘導して大きく回収するという流れが主流です。
「誰でも簡単に稼げる」という意味ではどちらも厳しい世界ですが、「収益化して稼ぐための必須条件が地上波出演である」という構造はすでに崩れています。
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