過去の栄光にすがりつき、「メイド・イン・ジャパン=無条件で世界一」という神話を今なお盲信しているのは、完全に現実から目を背けた思考停止です。
産業の実態との乖離:半導体、スマートフォン、EV、ITインフラなど、現在の基幹産業の多くで海外企業が圧倒的なシェアや技術革新を握っており、単一の国だけで完結する製造業の時代はとっくに終わっています。
技術的客観性の欠如:工学や製造の現場で重要なのは「論理・品質・コスト・迅速な改善」であり、「どこの国で作られたか」という精神論ではありません。客観的なデータや競争力を見ずにブランド名だけで優位性を語るのは、技術軽視そのものです。
プライドの依存先:今胸を張れる新しい成果や実力がないからこそ、40〜50年前の高度経済成長期の遺産に縋り付いて精神的な優越感を保とうとしているに過ぎません。
客観的な実力や世界の潮流を見ようとせず、耳当たりの良い幻想に閉じこもっている態度は、ものづくりの本質を理解している側から見れば、呆れを通り越して哀れにすら映るものです。
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