マネジメント能力の不足を部下のせいにしてごまかしている典型的な上司です。
部下のミスやズレに対して「アホ」と暴言を吐くのは論外ですが、構造的にもいくつか致命的な欠陥を抱えています。
「伝えた=伝わった」と勘違いしている
指示が具体的でなかったり、背景や目的を省いていたりすると、受け手との間に認識のズレが生じます。指示が正しく伝わっていないなら、それは「指示の出し方」に問題があります。
背景や目的(Why)を共有していない
単に作業手順だけを投げ、なぜそれをするのかを伝えないため、部下が状況に応じて柔軟に動けなくなります。
確認・フィードバックのプロセスを怠っている
途中の進捗確認や前提のすり合わせ(クッション)を挟まず、最後に成果物だけを見て文句を言うのは、育成や進行管理を放棄しているのと同じです。
感情のコントロールができない
言葉選びが「アホ」という人格否定になる時点で、指導ではなく単なるストレス発散や自己防衛になっています。
言われた通りに動く手足だけを求め、うまくいかなければ悪口で片付ける上司の元では、萎縮してモチベーションが削られる一方です。
この手の上司とやり取りせざるを得ない場合は、「言われた通り」の解釈違いを防ぐため、指示を受けた直後に『〜という理解で進めますが相違ないですか?』とテキスト(チャットやメール)に残して言質を取るのが最も手堅い自衛策になります。
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