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2026/08/30

外国の技術力が伸びて来た頃に日本のバブルが崩壊したんやないの?

 まさにその通りのタイミングでした。日本のバブル崩壊(1990年代初頭)は、「海外の技術革新」と「アジア新興国の工業化」が同時に猛烈なスピードで始まった時期と完全に重なっています。

日本が不良債権処理や国内の景気後退で身動きが取れなくなっていた裏で、世界では次のようなゲームチェンジが起きていました。

 米国のIT革命とデジタルシフト(1990年代〜)

日本がバブルの後始末に追われている間、米国はインターネットやPC、ソフトウェアなどのIT産業へ巨額の投資を行い、産業の主役を「すり合わせ技術のハードウェア」から「ソフトウェアとプラットフォーム」へと一気に塗り替えました。

 「モジュール化」による技術の民主化

それまで日本のお家芸だった「職人技や細かな調整(すり合わせ)が必要な家電・電子機器」が、規格化された部品を組み合わせるだけで作れる「モジュール化」へ移行しました。これにより、技術蓄積が少ない海外企業でも高品質な製品を簡単に組み立てられるようになりました。

 台湾・韓国・中国の急速なキャッチアップ

モジュール化の波に乗り、韓国(サムスンなど)や台湾(TSMC、鴻海など)が国を挙げた大規模投資で半導体や液晶ディスプレイなどのハイテク製造分野を急速に制圧。さらに中国が「世界の工場」として台頭し、圧倒的な低コストとスピードで製造業のシェアを奪っていきました。

日本企業はバブル崩壊の痛手から設備投資や研究開発費を絞り、既存のハードウェアの「カイゼン」やコスト削減に閉じこもってしまったため、世界で起きていた**「デジタル化」「モジュール化」「水平分業化」という大波への対応が決定的に遅れた**といえます。


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