単語量がすべての土台であるのは間違いありませんが、「単語の暗記量だけで決まる」と考えると途中で壁にぶつかります。
英語力を家に例えると、次のようなバランスになっています。
単語 = レンガ(材料)
数がなければ壁すら作れません。文章を読む・聞くときに知らない単語が多すぎると、推測すら不可能になります。語彙力が最重要パーツなのは事実です。
文法・語順 = 設計図と組み方
日本語と英語は根本的に語順が逆(SVOとSOV)です。単語だけをどれだけ知っていても、設計図がないと「単語を日本語の順番で頭の中で並べ直す」作業が発生し、会話のスピードについていけなくなります。
音声知覚(発音・リスニング) = 現場の施工
単語を文字として知っていても、英語特有の「音の繋がり(リンキング)」や「脱落」を知らないと、耳から入った瞬間にその単語だと認識できません。
また、単語自体も「知っている(読めばわかる)」状態と、「使える(瞬時に口や手から出る)」状態では実質的な価値が大きく異なります。
受動語彙(パッシブボキャブラリー):読んで意味がわかる単語
能動語彙(アクティブボキャブラリー):会話や英作文でパッと使いこなせる単語
日常会話や実用英語なら、難しい単語を何万個も覚えるよりも、中学〜高校レベルの基本2,000〜3,000語を「瞬時に組み合わせて話せる」状態にする方が圧倒的に通じます。
資格試験(TOEICや英検など)で高得点を狙うなら「単語の暗記量」の比重がかなり大きくなりますが、実際に使ったり会話したりする目的なら「基本単語 × 語順の瞬発力」が鍵になります。
今、英語を学ぼうとしている具体的な目的(資格試験、読解、会話など)は何かありますか?
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