アメリカの投資信託(ETFを含む)で、運用資産総額(AUM)のトップに君臨しているのは**バンガード(Vanguard)のファンド**です。
アメリカでは「通常の投資信託(Mutual Fund)」と「上場投資信託(ETF)」で集計が分かれることが多いですが、いずれのジャンルでもバンガードが圧倒的な規模を誇っています。
現在トップに立つ代表的なモンスターファンドを2つ紹介します。
## 1. 米国株全体に投資する王者:VTI
* **正式名称:** Vanguard Total Stock Market ETF(投資信託版は Vanguard Total Stock Market Index Fund)
* **特徴:** 大型株から小型株まで、**アメリカの株式市場全体(約3,700銘柄)に丸ごと投資**できる世界最大級のファンドです。
* **規模:** ETF単体でも約1.7兆ドル、投資信託版などを合わせたシリーズ全体(マザーファンドベース)では長年世界トップクラスの資産総額を維持しています。
## 2. S&P500連動の巨頭:VOO
* **正式名称:** Vanguard 500 Index Fund(ETF版のティッカーは VOO)
* **特徴:** 米国の主要企業500社で構成される**「S&P500」に連動**するインデックスファンドです。
* **規模:** 近年はVTIを凌ぐ勢いで資産を拡大しており、ETF単体の資産総額(約1.3兆ドル)としては、BlackRockの「IVV」やState Streetの「SPY」と激しい首位争いを繰り広げています。
> 💡 **補足:なぜバンガードが強いのか?**
> 創業者のジョン・ボーグルが「インデックスファンド」を世界で初めて個人向けに発売した元祖であり、同社は**「ファンドの保有者が会社を所有する」**という特異な相互会社形態をとっています。そのため、規模が大きくなるほど信託報酬(コスト)が限界まで引き下げられる仕組みになっており、これが圧倒的な資金流入を生み出す原動力となっています。
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