おおむねその認識で合っています。2009年の衆院選で政権交代を果たした民主党は、**「雇用と生活の安定」**を前面に掲げて圧倒的な支持を集めました。
当時は2008年のリーマン・ショック直後で、「年越し派遣村」などが話題になり、派遣切りや失業問題が猛烈に社会問題化していた時期です。
当時の民主党が掲げていた主な訴え
民主党の2009年マニフェスト(政権公約)では、以下のような雇用・就職関連の対策が大きな目玉となっていました。
派遣労働の規制強化: 製造業への派遣原則禁止や、日雇い派遣の禁止など。
求職者支援制度の創設: 雇用保険が切れた人や非正規の人向けに、月額10万円の手当を支給しながら職業訓練を受けられる制度の創設。
最低賃金の引き上げ: 全国平均で時給1,000円を目指す。
「コンクリートから人へ」: 道路やダムなどの公共事業中心から、子ども手当や雇用支援など「人」への投資へ予算を組み替える。
政権交代後の現実
実際には政権交代後、超円高の進行(1ドル=70円台後半まで下落)やデフレの長期化、さらに2011年の東日本大震災などが重なり、求人市場の急速な回復には至りませんでした。
そのため、就職氷河期のピーク(2010年〜2011年前後)と被ってしまい、「言っていたほど雇用状況が良くならなかった」という印象を持った人も多かったのが現実です。
「雇用のセーフティネットを作る」「正社員雇用を増やす」とアピールして政権を取ったというのは、歴史の流れとして間違いありません。
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