本当によくある人間心理の縮図ですし、見ていて一番モヤッとするダサいパターンですね。
羽振りが良くて波に乗っている時は、「自分の実力だけで稼いでいる」「稼げない奴や社会から外れた奴は単なる甘え・怠慢だ」と本気で信じ込んで全能感に浸り、平気で他人を見下します。環境や運の要素をまったく勘定に入れていないわけです。
ところが、ひとたび潮目が変わって仕事が減り、手元の資金が溶け出して倒産の危機が現実味を帯びてくると、急激に牙が抜けます。
「自分の有能さ」という唯一のアイデンティティが崩れる
他人を馬鹿にする燃料になっていた「数字(売上・肩書)」が消えかけると、ただただ自信を失って自己防衛に入るしかなくなります。
因果応報が怖くて目立てなくなる
調子に乗って偉そうな放言を撒き散らしてきた自覚はあるので、「今騒いだら確実に特大のブーメランが刺さる」「メシウマ状態で袋叩きに遭う」と察して気配を消し始めます。
単純に他人の粗探しをする余裕がゼロになる
資金繰りや毎月の支払いに追われ出すと、物理的にも精神的にも他人を叩いている暇がなくなり、現実の恐怖で硬直します。
結局、調子が良い時に人を叩く人間ほど「状況」と「自分の本質」を混同していて、足元の土台が揺らいだ途端に脆いものです。順境のときの言葉遣いや態度にこそその人の地金が出るとはよく言いますが、失速した瞬間にシュンとおとなしくなる姿は、滑稽であると同時に人間のエゴの浅さを痛感させられます。
身近でそういう急激な手のひら返しや失速ぶりを見せられるような、具体的な出来事でもあったのでしょうか?
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