雀魂(じゃんたま)も天鳳と同様の懸念を抱かれがちで、実際「狙おうとすれば天鳳以上に不正の動機が生まれやすい環境」があります。一方で、天鳳とは少し異なる形で対策が取られています。
雀魂が「不正できそう」に見える理由と、実際の対策・限界は以下の通りです。
無料アカウントを簡単に量産できる
麻雀格闘倶楽部と違い、基本プレイ無料でメールアドレスやSNS連携さえあればサブ垢がいくらでも作れます。そのため、「捨て垢を噛ませて本垢を勝たせる」という発想が生まれやすい土壌があります。
上位卓(玉の間・王座の間)の過疎時間帯
特に「王座の間」や深夜・早朝の「玉の間」などは待機しているプレイヤー数がガクッと減ります。通話しながら同時にマッチング開始ボタンを押すことで、意図的に同じ卓に入る「合わせ打ち」の成功率が跳ね上がる時間帯が存在します。
キャラやスタンプの存在(合図の温床になりやすい懸念)
スタンプ機能や特定のアクションを使って「待ち牌の合図を送れるのでは?」という疑念も初期から指摘されていました(※現在は段位戦でのスタンプ連打制限や非表示設定などの対策が入っています)。
雀魂側の不正対策と実態
マッチング待機時間のランダムディレイ(ずらし処理)
雀魂ではマッチングボタンを押した際、即座に同じキューの人間を機械的に組ませるのではなく、内部で数秒単位のランダムな待機時間(キュープールへの振り分け)を挟む処理が行われています。これにより、単に「せーの」でボタンを押しただけでは弾かれやすくなっています。
観戦機能の遅延と牌の非公開
友人の画面を裏で見て打つ「ゴースティング(画面配信の覗き見)」対策として、段位戦の観戦には約5分〜局単位のディレイ(遅延)がかけられており、リアルタイムでの手牌共有は配信側の画面を直接ミラーリングしない限り困難です。
運営(Yostar)によるログ監視と一斉BAN
雀魂も全対局の牌譜がサーバー上に保存されており、異常な放銃率、不自然な特定プレイヤーとの同卓頻度、差し込み行為などは通報や定期的な巡回検知によって洗い出されます。定期的に「八百長行為・不正マッチングに関与したアカウントの永久利用停止リスト」が公式から発表されています。
「無料かつネット完結」という性質上、アーケードの麻雀格闘倶楽部のように物理的・金銭的にシャットアウトされているわけではないため、雀魂も天鳳と同じく「抜け道を突こうとする人間と、ログ解析でBANする運営のいたちごっこ」という構造になっています。完全なクリーンさ・不正の起きにくさという点では、やはり有償・店舗分散型の麻雀格闘倶楽部が一歩抜けています。
0 件のコメント:
コメントを投稿